GRoKファーストレビュー

playphoto_1

GRoKを実際に現場で使ってみたのは今回が初めてなのですが、初めて使用するとは思えないほど、操作にストレスを感じることはありませんでした。
VJは現場でのタイミングを捉えるためのアクションが少ないほど、場の空気に映像をすばやく同期させることができるので、そのようなVJスタイルにはとても使いやすいソフトだと思います。

 

GRoKphoto_1

〈ソフトの機能について〉
本当にシンプルなABチャンネルのスイッチングをベースにしたポンだしソフト。
最近のVJソフトは複雑で様々な機能を使えるものが多いのですが、その分、操作が煩雑になり、僕たちのVJスタイルでは、「ここぞ」という時に直感的にイメージを出すアクションをしづらいと感じていました。ところが、このソフトは必要な機能のみが瞬時に使え、本当にビビッときました。
初めて立ち上げた瞬間、これだ!って感じで。
必要最低限な機能はありつつ、Quartz ComposerやSyphon Frameworkなどの最新ロジックを使えるのも将来性があり、「これからどうなっていくんだろう」と使っていてワクワクします。

 

GRoKphoto_2

〈操作性について〉
先ほど言ったようにABチャンネルを主体としたミックス。AB+第3レイヤーがあるので、突発的な音の変化にも充分対応できます。僕たちはmidiコンを接続する操作をしていますが、ノートのキーボードだけでも充分操作は可能です。スペースの関係などで、midi接続をしない場合でも、キーボードの割り当て映像を、バンクの中で移動できるのはとても便利だし、直感的な操作が可能です。

〈midiコントローラーの設定について〉
midiの設定は以下のような割り当てにしました。自分に馴染んで直感的に操作できるレイアウトを考えた結果、第3レイヤーとエフェクトを軸とした割り当てにすることで自身のプレイスタイルでもある映像を足していく表現がさらにレスポンスよく操作できるようになりました。
GRoKの前はKrakenを使用していたのですが、その時はエフェクト部分は一切使用せず、今回初めてエフェクトもmidiアサインしてみました。
GRoKのエフェクトはすごい!まずエフェクトのレベルが細かく設定できるのとさらに外部、内臓マイクなどからの音と同期してエフェクトを細かく設定できる、これがどストライクで新しいMIXが確立できそうでテンション上がりました。
Qurtz Composerのファイルも読み込むことができ、要所要所でガツンとかっこいエフェクトを出すことでフロアの雰囲気に強弱つけることができそうです。
midiコンはTRAKTOR KONTROL F1 ( http://www.native-instruments.com/jp/products/traktor/dj-controllers/traktor-kontrol-f1/ ) を使用しているので僕の設定をご紹介。まだ細かい設定は割り当てしてませんが現状この設定でレスポンスのいいプレイがガンガンできています。
midiphoto

(1)X-Fader
(2)Total Dimmer
(3)Cursor Wheel
(4)Call ExtMedia1~12
(5)Strobe Effect
(6)Color Effect
(7)Effect Rate
(8)Bank Down – Bank Up
(9)ExtBank Down – ExtBank Up
(10)Call Media A
(11)Call Media B
(12)Effect1~9

毎回使うごとに、どんどんプレイに馴染んでいく上に、ソフト自体もアップデートで進化していくGRoK。これから、もっともっと使い込んで、時にはパワフルに、時には繊細に、フロアの空気と一体化したプレイを今後もやっていきたいと思います!

松下 成茂(Narishige Matsushita)

Comments are closed.