TouchDesignerでバージョンアップされたKantan Mapper2をいろいろと触ってみました。
前回のKantan Mapperは仕事でかなり使っていたのですが、バージョンアップされてからは使う機会がありませんでした。名称もKantan Mapper2の前はMotto Kantanという微妙なネーミングでもあったので。。Hotto Mottoみたいな。。
映像で確認した限りでは、かなり使い勝手が良くなっていたので、直近のプロジェクトで使用できるか試してみました。
今までは基本的にKantan Mapperだけを使うという事はなく、映像ファイルからCrop TOPでトリミングして、Stonerで変形かけてKantan Mapperに落とし込むという流れでやっています。またブレンディングが必要な時はグレースケースのマスクをかけたりなど。
Kantan Mapper2では上記機能が全て行えるようになっています。ただCrop TOPは数値でトリミングができるので、これだけは今までの方法でやった方が良いかもです。あとブレンディングも別です。自分で作るかパレットにあるProjector Blendを使うか。
Kantan Mapperのワープに関しては仕事で使えるレベルでなかったので、Stonerと組み合わせて使っていました。今回は複数のポイント選択も出来るので使いやすいと思います。複数選択時はShiftキーでなく、Controlキーです。
1つだけ分からない機能があったのはこちらでした。
ワープを掛ける時に表示されるLock Handleというのが理解できませんでしたが、いじってみると理解できました。ロックされていない時はポイントのベジェ曲線カーブが片方だけ動きます。
ここにチェックを入れると両方のポイントが動くようになります。いろいろと細かく調整できますね。
他のUIは大体見てわかると思います。素敵なバージョンアップです。
antymark 松波