仕事でサウンドを扱う際にサウンドドライバ経由で音を出力しますが、今回はその経験上のレポートです。
先日、原因不明の障害があり、ハードからプログラムまでいろいろ改修した結果、サウンドドライバに問題があるということが判明しました。
プログラムはシンプルなもので、他でも問題なく動いているものをベースにしていました。考えられるのはハードだと思い、グラフィックドライバなど更新しましたが、原因不明で落ちてしまうという状況でした。
最終的にわかったのは使用しているTouchDesignerが、ASIO経由でオーディオインターフェースにアクセスしているのに、オーディオインターフェースを見つけられず探したままで落ちるという状況でした。
これがありASIOからDirectSoundへ変更して運用することにし、今では問題なく動いているという状況です。
レイテンシー含めてASIOは良いとされていますが、不安定な部分があります。過去にもTouchDesignerでなく、Max/MSPでASIO経由でコンテンツを運用していましたが、それもたまに原因不明で落ちていました。
これがあり使用を控えていたDirectSoundが、今ではかなり良くなっているということに気づけたのと、やはりmacOSのCore Audioは安定しているなというのも再認識できました。
インタラクティブなもので、マイクロソフト系のセンサーを使用する場合はWindowsでないとNGですが、そうでない場合はmacOSの方がやっぱりいいなと。。
予算とも相談になりますが、Windowsでとなるとオーディオインターフェースは良いものでもASIOでなくDirectSoundを使用した方が良いなと思ったので備忘録として書いておきます。
音にこだわって音質とかマルチチャンネルとなると、それなりの機材を使うのでDirectSoundって不安だったんですよね。。
今回、いろいろ調べたところ、ASIOってSteignbergが作った規格だったのだと思い出しました。懐かしい。
https://www.steinberg.net/en/company/developers.html
こちらの本、よろしくお願いします。
antymark 松波